腎障害時の疼痛コントロールのこつ

演題名:整形外科領域における安全面から見た薬剤による腎障害、腎障害時の疼痛コントロールのコツ
演者 佐藤順一先生(さいたま赤十字病院 腎臓内科)
日時:平成28年9月15日(木)


最近はトラマドール等の痛み止めがあり、長期処方することは少なくなってはいますが、やはり、痛みが強いと処方が長期化することがあります。今回の講演で、NSAIDによる腎機能障害を常に念頭に置く必要があることを改め認識しました。


*AKIの定義(KDIGO基準):・・・・48時間以内にCrが0.3以上上昇した場合・・・
*両腎を手術で摘出した翌日はCrは1ぐらいしか上がらないのだから、Crが0.5から1.5に上昇したのは大変なことなのだ!
*RAASがあるから人間はNaClがなくても生きられるが、ではなぜ人間はNaClを摂取するか・・人間にとってNaClは麻薬みたいなものだからだ。
*活性型VitD製剤でも、高Ca血症により引き起こされる脱水により腎前生AKIが起こることがある。
*NSAIDを使用する場合、RAAS阻害剤・利尿剤を使用しているかの確認・Sick Day Ruleを作る、処方2週後くらいに血液検査をしましょう。AKIを早期に発見しなければCKDへの道をたどる!!

なるほど・・気をつけよう。

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://andoseikei.blog.fc2.com/tb.php/46-86955ff8

Comment

Post Your Comment

コメント登録フォーム
公開設定